イギリス・ロンドン出身。ニコラス・ウィンディング・レフン監督『ブロンソン』(08/未)で、実在の囚人を演じ、世界の注目を浴びる。その他出演した作品に、クリストファー・ノーラン監督『インセプション』(10)および『ダークナイト ライジング』(12)、トーマス・アルフレッドソン監督『裏切りのサーカス』(11)、ジョン・ヒルコート監督『欲望のバージニア』(12)などがある。クライムドラマ『The Drop』(14/未)ではノオミ・ラパスと共演している。公開待機作にスティーヴン・ナイト監督『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』(13)、ジョージ・ミラー監督作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)。現在、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督レオナルド・ディカプリオ共演『The Revenant』を撮影中。
1979年、舞台俳優としてキャリアをスタート。映画出演作には、『シド・アンド・ナンシー』(86)や『プリック・アップ』(87)、『JFK』(91)、『ドラキュラ』(92)、『トゥルー・ロマンス』(93)、『レオン』(94)、『フィフス・エレメント』(97)、『不滅の恋/ベートーヴェン』(94)、『告発』(95)、『スカーレット・レター』(95)、『エアフォース・ワン』(97)など多数。
映画史に残るヒット作シリーズにも数多く出演している。『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(04)、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(05)、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(07)、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(11)でシリウス・ブラックを演じ、クリストファー・ノーラン監督作『バットマン ビギンズ』(05)『ダークナイト(08)、『ダークナイト ライジング』(12)ではバットマンの盟友ジム・ゴードン警部補を演じている。また、ジョン・ル・カレ原作『裏切りのサーカス』(11)では熟練スパイ、ジョージ・スマイリーを演じ、オスカー賞および英国アカデミー賞、英国インディペンデント映画賞、エンパイア賞の主演男優賞にノミネートされた。
その功績に対し、2011年のエンパイア賞、ゴッサム賞功労賞、パームスプリングス国際映画祭のインターナショナル・スター・オブ・ザ・イヤーなど賞が贈られている。
7歳の時、キャリアをスタートさせ、多くの映画やテレビ作品に出演。
デンマーク映画『Daisy Diamond』(07/未)で、問題を抱える10代の母親を演じ、ボディル賞(デンマーク批評家賞)とロバート賞(デンマーク・アカデミー賞)を受賞。続いてスティーグ・ラーソン原作『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(09)でのリスベット役の名演により、ガルドバッジ賞(スウェーデン・アカデミー賞)主演女優賞とインターナショナル・ジュピター賞主演女優賞(ドイツ)を受賞し、英国アカデミー賞主演女優賞とヨーロッパ映画賞主演女優賞にノミネートされた。同シリーズ『ミレニアム2 火と戯れる女』(09)、『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』(09)により世界のエンターテイメント業界から注目を浴びる。その他の出演作には、ガイ・リッチー監督『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』(11)、ローマ国際映画祭主演女優賞を受賞したポール・シュレットアウネ監督『チャイルドコール 呼声』(11)、リドリー・スコット監督『プロメテウス』(12)、ニールス・アルデン・オプレヴ監督『デッドマン・ダウン』(13)などがある。
公開機作にミカエル・ハフストローム監督『Unlocked』、リドリー・スコット監督『Prometheus 2』など多数。
スウェーデン、ストックホルム出身。演劇学校を卒業後、ダニエル・エスピノーサ監督『イージーマネー』(10/未)で俳優デビューを飾り、スウェーデン映画史上最高の収益を上げた。同作により、2011年のガルドバッジ賞(スウェーデン・アカデミー賞)主演男優賞を受賞。
ロサンゼルスに移住し、TVドラマ『THE KILLING~闇に眠る美少女』シリーズ(11~)の主役を獲得。続いて『ダーケストアワー 消滅』(11)、デヴィッド・フィンチャー監督『ドラゴン・タトゥーの女』(11)でカメオ出演を果たす。『デンジャラス・ラン』(12)でダニエル・エスピノーサ監督と再び手を組み、リメイク版『ロボコップ』(14)では主演を演じ、瞬く間にハリウッドで人気俳優にまで上り詰めた。公開予定作にはテレンス・マリック監督『Knight of Cups』、ジャウマ・コレット=セラ監督、リーアム・ニーソン主演『ラン・オールナイト』(15)などがある。
オーストラリア出身。メルボルンのビクトリア芸術大学を卒業し、舞台においては出演者、演出家としての経歴を持つ。フィリップ・ノイス監督『裸足の1500マイル』(02)等に出演後、その演技を高く評価され米国に活動拠点を移す。初めて全米の注目を浴びたのは、TVドラマシリーズ「ブラザーフッド」(06)。アカデミー賞®にノミネートされたキャスリン・ビグロー監督作『ゼロ・ダーク・サーティ』(12)にも出演。
主な出演作にポール・W・S・アンダーソン監督『デス・レース』(08)、ジェイダ・ピンケット=スミス初監督作『愛人契約』(08/未)、マイケル・マン監督『パブリック・エネミーズ』(09)、『キリング・フィールズ 失踪地帯』(11)、ジョン・ヒルコート監督『欲望のバージニア』(12)、ローランド・エメリッヒ監督『ホワイトハウス・ダウン』(13)、『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(14)、バズ・ラーマン監督『華麗なるギャツビー』(14)などがある。公開待機作にはジョン・コナー役を演じる『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(15)、テレンス・マリック監督『Knight of Cups』、ジョシュ・ブローリン共演『Everest』などがある。
1988年、フランスでテレビや映画の脇役でキャリアをスタートさせる。
マチュー・カソヴィッツの『憎しみ』(95)で高評価を得てセザール賞(主演男優賞と有望新人賞)にノミネートされる。以降フランスと米国で35作以上の映画に出演。
主なフランス作品ではジル・ミモーニ監督『アパートメント』(96)、ヤン・クーネン監督『ドーベルマン』(97)、セザール賞ノミネート、ジャック・オーディアール監督『リード・マイ・リップス』(01)、ギャスパー・ノエ監督『アレックス』(02)、ジャン=フランソワ・リシェ監督『ジャック・メスリーヌフランスで社会の敵No.1と呼ばれた男 Part 1 ノワール編』(08)と『同 Part 2 ルージュ編』(08、セザール賞10部門にノミネート、主演男優賞と監督賞を受賞)、ドミニク・モル監督『マンク ~破戒僧~』(11)等に出演。昨年はクリストフ・ガンズ監督『美女と野獣』(14)で、野獣役を演じた。
また主な英語作品には、ジェームズ・アイヴォリー監督『ジェファソン・イン・パリ/若き大統領の恋』(94)、シェカール・カプール監督『エリザベス』(98)、リュック・ベッソン監督『ジャンヌ・ダルク』(99)、マチュー・カソヴィッツ監督『クリムゾン・リバー』(00)、クリストフ・ガンズ監督『ジェヴォーダンの獣』(01)、スティーヴン・ソダーバーグ監督『オーシャンズ12』(04)、『オーシャンズ13』(07)、デヴィッド・クローネンバーグ監督『イースタン・プロミス』(07)、ダーレン・アロノフスキー監督『ブラック・スワン』(10)、『危険なメソッド』(11)、ダニー・ボイル監督『トランス』(13)などがある。